旅の始まりはローマから
イタリア、ドイツ、フランスを回る
1ヶ月にわたるヨーロッパ旅行。
その最初の都市が、ローマだった。
ローマ・フィウミチーノ空港に到着し、
空港直通列車レオナルド・エクスプレスで
そのままテルミニ駅へ向かう――はずだった。

空港でいきなり迷う
空港に到着して、まず迷った。
案内表示は出ている。
でも、なぜか辿り着けない。
ターミナル内を行ったり来たりしながら、
いきなり「海外一人旅が始まった感」を味わう。

ようやく、
レオナルド・エクスプレスが発着する空港駅に到着。
切符を購入し、改札を通る。

最初の関門、打刻機

ここで、最初の関門が待っていた。
イタリアの列車は、
乗車前に駅ホームにある打刻機で、
切符に日時を刻印する必要がある。
……のだが、
この打刻機が、まったく言うことを聞かない。
何度通しても反応しない。
向きを変えてもダメ。
力を入れてもダメ。
内心、かなり焦っていた。
そんな様子を見て、
近くにいたクルド系と思しき男性が、
私の切符を打刻してくれた。
ありがたい。
本当にありがたい。
そして、いきなり乗り間違える

そして、何も考えずに
ホームに到着した列車に乗った。
が、なんと違う列車だった。
空港駅に発着する列車は
すべてレオナルド・エクスプレスだと
勘違いしていたのだ。
一駅目で気づいて慌てて下車。
切符を買い直し、
郊外の小さな無人駅のホームで次の列車を待つ。
人はいない。
日が落ち始めている。
蚊が多い。
なぜかやたら刺される。
「これ、初日から大丈夫か?」
そんなことを考えながら、
誰もいないホームで立ち尽くしていた。
ようやくテルミニ駅に到着したころには、
すっかり夜になっていた。

滞在するホテルは、
ここから地下鉄で2駅の
ポリクリニコ駅周辺。
もう地下鉄に乗る気力もなく、タクシーを利用。
なんとかホテルにチェックインする。
ひと息ついた……と思ったら、
サングラスをどこかで失くしていることに気づく。
最初から、なかなか散々だ。

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