MENU

カプリ島|本場のカプレーゼを食べてみた

ナポリから、青の島へ

ナポリのモロ・ヴェベレッロ港から高速艇で約50分。

カプリ島に到着した。


マリーナ・グランデに降り立つと、

目が覚めるような青い海と、

島の山肌に並ぶ白い建物。

まるで絵葉書の中に迷い込んだような景色に、

思わず息を呑んだ。


ケーブルカーで島の中心へ

山の上にあるカプリ地区へは

ケーブルカーで向かう。

宿泊先はカプリ地区かアナカプリ地区かで迷ったが、

今回は奮発してカプリ地区を選んだ。


ケーブルカーを降りると、

そこはウンベルト1世広場。

島の中心らしく、観光客でとても賑わっている。

駅前にはマリーナ・グランデを一望できるバルコニーがあり、

ここからの景色もまた絶景だ。


花に囲まれた、島の散策路

島の裏手にあるアウグスト公園へと続く道は、

色とりどりの花に彩られている。

「あぁ、楽園というものがあるとしたら、

きっとこんな場所なのだろうな」

そんなことを思いながら、ゆっくりと歩く。


旅先でのレストラン選び

ひと通り散策を終え、

楽しみにしていた夕食の時間だ。

旅先でのレストラン探しは、

私にとって大きな楽しみのひとつ。


店先に立てられたメニューを眺めていると、

呼び込みのスタッフがとても感じ良く声をかけてくれた。

その雰囲気に惹かれて、この店に入ることにした。

(結果的にこの店がとても気に入り、翌日の夜も再訪した)


旅の緊張をほどく一杯

店内はほぼ満席で、楽しげな空気に満ちている。

まだ旅の序盤。少しだけ残っていた緊張を、

まずはビールで洗い流す。


カプリ島で、どうしても食べてみたかったもの

カプリ島を訪れた最大の目的は青の洞窟だが、

もうひとつ、どうしても食べてみたかったものがあった。

それが カプリ島のカプレーゼ。


前菜にはカプレーゼを、

メインにはローカルフィッシュのスペシャルディッシュだという、

アクアパッツァ風の魚料理を注文した。


本場のカプレーゼを前にして

ほどなくして、本場のカプレーゼが運ばれてきた。


まず驚いたのは、モッツァレラの大きさ。

トマトよりも大きく、そして驚くほどミルキーだった。

日本で食べてきたものとは、明らかに別物だ。

トマトは、日本で好まれるような甘さは控えめで、

どこか子供の頃に家の畑で食べたような、素朴で力強い味。

バジルはフレッシュと乾燥の両方が使われていて、

全体を爽やかにまとめている。


ここでしか成立しない味

正直に言えば、驚くような派手さはない。

だが、一つひとつの素材が強く、

「これは、ここでしか成立しない料理だな」

そう感じさせる一皿だった。


アクアパッツァ風の、島の魚料理

メインの魚料理は、アクアパッツァ風の煮込み。

魚は島のローカルフィッシュとのことだったが、

見た目からするとスズキだろうか。

ミニトマトと一緒に煮込まれ、付け合わせはパンとポテト。

とてもシンプルで、

simple is best という言葉が自然と浮かぶ。

アクアパッツァが、

ここカプリ島やナポリのあるカンパーニア州発祥だと知ったのは、

実は帰国してからだった。

だが、実はこれはアクアパッツァではなく、

マリナーラという料理だったことを知るのは、

さらに後のことである。

アクアパッツァとマリナーラの違いについては

また、別の機会に書くことにしたい。


島の夜、そして翌朝へ

夏のヨーロッパは日が長いとはいえ、

店を出る頃には、あたりはすっかり暗くなっていた。

それでもカプリ島の夜は賑やかで、とても華やかだ。

夜更けまで、島の喧騒は続いていた。

明日は、いよいよ青の洞窟に挑む。

朝から出発するので、この日は早めに休むことにした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次